Harley-Davidson Dyna street bob
KZ1000LTDに特別不満な点があったわけじゃありませんが、買い換えをすることにしました。
あれはとても面白いバイクではあると思うのですが、どうもやっぱりなんとなくどこかが違う…という気持ちが消えなくて…。
当初はフレームちょん切るつもりで買ったLTDだったんですが、買って実際見たらそういう事をするにはあまりにも忍びない、ビカモン(外装だけは)でして、そこまでカスタムができませんでした。
とどめに、これは買ってから気づいたんですが、Zってすごい人気があって希少価値がショベルよりある事実も、やり辛くした要因。
そして、RECOというまさに俺の理想、中学時代に読んだチョッパー冊子で憧れた70年代のリアルな4発チョッパーを手にしてしまったので、一気にLTDの存在意義が薄れてしまったと…。
そうなるともう、どうでも良くなって汚れ放題濡れ放題。
雨ざらし野ざらし、ロックも掛けずにその辺に駐輪(足バイクですから)してたら…兄貴に「Zになんてもったいない仕打ちをするんだ!」と説教された挙げ句(ああうざい)会社の人に「俺はZに憧れてお金を貯めてたんだ!こんなことするなら売ってください!」と懇願されたので、まぁいいやと買い換えを決意した…と、そういうわけです。
さて、そんなわけでバイクを買い換えを決意したんですが、「やっぱドロドロ言わせながら走るバイクが良いなぁ」って考えると、やっぱハーレーかなと。
MT-01も考えましたが、ああいう前傾姿勢は5分と持たない体なので却下。
何よりいじり倒して遊べるバイクとなると、やっぱハーレー(そういう意味で、Zもパーツが豊富で良かったんですが)でして…。
この不況の中、女も酒も煙草もやらないおかげか、懐に少々余裕がありまして、こんなチャンスはもうないかもしれないので新型のハーレーを買ってみようか。
ツインカムは味が無い、つまらないだの言われていますが、本当にそうか、実際に所有していじり倒して試してやろうと…贅沢な話でございます。
っつーわけで、思い立ったら吉日とディーラーに行ってみました。
当然試乗してみます。
ソフテイルはバランサーが付いていて、鼓動感が少なすぎ。
車速が乗った状態でワイドオープンにすると、それなりの鼓動感を感じはしますが、それにしても物足りない。
買ってからバランサー外してしまうと言う手段もあるのですが、最初の目標は「信頼性第一」なので、却下です。
ツアラーも試乗。
鼓動感もしっかりあって、乗り味はかなり良い。
元々私の中に、かつて少年時代にすり込まれた「ハーレー=御神輿バイク」イメージが尾を引っ張って、未だにこの手のバイクに良いイメージがありませんが…確かにこいつはツーリングに最適。
何処まで行っても疲れなさそうです。
…が、すりぬけが絶望的というのがちょっと…。
通勤買い物に使えません。
かなり興味津々のスポーツスターも、やっぱりちょっと違う感じ。
半分消去法でしたが、やっぱりダイナが一番いいかなぁ…と。
当然改造ベースなので、一番安いストリートボブにすることにしたのであります。
LTDの代わりにコイツで遊んでみようかな…と。 |