さて、翌日観光に出発。まず最初に行った先は・・・金谷町。この町の名物はお茶畑の牧ノ原台地。そして大井川鐵道だ。お茶はまだしも・・・なんで鉄道が??って思うでしょ。まあとりあえず行ってみましょう。
大井川鐵道金谷駅はJR東海道線金谷駅のすぐ隣にある。見るからに寂れた田舎駅。

しかし、ここの良さは外からはわからない。では中に入って時刻表を観察。

「SL」って文字が見えるでしょ。そう!この大井川鐵道は、日本ではかなり珍しい(っていうか下手したら唯一)、蒸気機関車が毎日定期就航(SLも就航って言うのだろうか?)している鉄道なのだ!!月に一回とか、シーズンのみに特別列車としてSLを走らせる所は他にもあるが、毎日走らせているのはほとんど無いはず。

今回見たのはこのSL。

鉄道マニアではないので機種は良くわからないが、これ以外にも数台保有し、使用しているらしい。機関車がクラッシックな蒸気機関なら勿論客車もクラッシック。
SLに最近の客車をひっぱらせるような子供だましはしません。
クラッシックなSLに、クラッシックな客車。
大井川鐵道はわかってらっしゃる。

こんなのが毎日走っているとは・・・すばらしすぎる。
町中の普通の踏切を、さも当たり前のように通過するSL。

背後のスタンドがなかったら、これが21世紀の写真とは思わないだろう。ああ・・・。
尚、大井川鐵道に乗ってひたすら進み、井川線に乗り換えると、ダム湖の中の駅とか、道も民家も一切無くて、誰も利用できない駅等、とんでもないド僻地に連れて行かれるので列車旅好きには是非。
某キングオブ鉄ヲタが一番にしていただけのことはあります。
え!?
私?
行きませんよ。
何が悲しくて大日本帝国軍残党の出没がリアルで噂されるような陸の孤島にわざわざ・・・。

さて次はお茶畑を見に行こう。旧国道一号線を登る。途中左に曲がり、大井川側を望みながら走ると・・・見渡す限り・・・とまではいかないが、大量のお茶畑。

結構な風景だ。静岡茶の大部分がここで生産されていることがよくわかる。・・・浜岡の原発が事故ったら全滅だな。つまんねーところにくだらねえもの作ったもんだ。なんせ一番警戒されている地震ってのが、その浜岡の目と鼻の先で起こるとされている「東海地震」ってんだから。震度7クラスの揺れが1分続くと言われているから恐ろしい。しかも近年に。

そんなこと考えているうちに、牧ノ原公園なるものを発見。

よくわからん碑と、

申し訳程度の展望台があるだけ。

雷雨の中、この上でダンスしていれば漏れなく高圧電流がいただけそう。

典型的な田舎の公園って感じか。
ツーリングで疲れて身を休めるには最適かもしれません。
日が暮れればそこそこ綺麗な夜景も楽しめます。

しかしこの公園にある地図はわかりにくい(地図をクリックすると大きな地図が新ウインドウで開きます)。

公園前の道を南下してそのまま御前崎へ向かうことにする。

BACK 御前崎