ヒーター

次に出てくるのが、グリップヒーター(ホットグリップ)。

値段もピンキリで、3000円から7万円まで色々ありますが、手の平限定でかなり威力があります。
ただ、グローブの手のひら側の防熱がしっかりしすぎていると効果が多少薄れるようです。
また、バッテリーがへたっていたり、他の消費電力が大きすぎると、ちゃんと発熱してくれません。(関連ページ「グリップヒーターが効くとき効かないとき」)
気軽に取り付け(外し)ができないこと、手の平しか温まらないのがネックと言えばネック。

まき付け型。
取り付け、取り外しが楽ちん。
グリップを接着剤でがっちり付けている人や、黒以外の色のグリップにプライドを持っている人でも、まあとりあえず付けることができる簡易グリップヒーター。
しかし効果はしっかりあります。
これで十分と言えば十分。
ただし、グリップが太くなってしまいます。
また、このモデルはスイッチがでかくてダサくて…。
最近スイッチが小さくなった模様です。

いわゆる普通のグリップヒーター

グリップそのものを交換するタイプ。
接着剤でグリップをしっかり固定している人には、ちょっと取り付けが大変なグリップヒーター。
しかし効果は一番あるし、見た目もそれほどでもないし、個人的にはこれが一番お勧め。
たいがい2段階〜4段階ぐらいの温度調整が付いてること多し。
キジマなどは2万円ほど。
ハーレー純正は7万近くしますが、配線をハンドルの中を通せる、温度調節がグリップ内蔵で、しかも無段階温度調整。
質感も高く、高価なだけのことはありますが、壊れやすいことでも有名。
最初にハーレー純正を付け、壊れてむかついて国産品にスイッチって例を数件見ています。

ヒートデーモンズ。
まき付け型はグリップの外側にヒーターを装着しよう…という発想。
通常のグリップヒーターはグリップの中にヒーターを装着しよう…という発想。
そしてヒートデーモンズは、ハンドルバーの中にヒーターを装着しよう…という発想で生まれた製品。
ハンドルバーが発熱するので、グリップは夏用の純正だろうが社外だろうがアルミグリップだろうが何でも使える。
見た目も一番解りづらく、雰囲気を壊さない。
ってことで、一頃凄く話題になりました。
しかし、ハンドル内部に発熱体を挿入、貼り付けする手間。
そして、作動させると車体本体やハンドル中央部に熱を奪われてしまい、効果が薄い。
グリップ表面からの発熱体の距離が遠くて効きが弱い…など、色々あって最近減りました…。
しかし、アルミグリップマニアには大人気。
つうかアルミグリップで、快適に冬走ろうと思ったらヒートデーモンズは必須です。

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