最も身近な電熱グッズといえば、やはりグリップヒーター(ホットグリップ等、他の名称もあり)ではないでしょうか?
これは種類も多数出ており、値段もピンキリです。
一番安いのは、私も使用しているキジマ(だったか?)の巻き付けタイプ。
配線処理が汚すぎてあれですが、見栄えはともかくそれなりに効きます。
しかし、これの致命的な欠点として、スロットルがかなり太くなってしまうという点があります。
細めの物に交換した上で巻き付ければ、違和感もそれほどないでしょうが、普段使用している物にヒーターを巻き付けると違和感バリバリ。
慣れてしまえば大丈夫ですけどね。
それともう一点。
構造上、ヒモの部分は(当たり前ですが)暖かくなりません。
巻き付けるときに、指の、一番暖めたいところに本体部が来るように、位置をきちんと出した上で取り付けする必要があります。
ですが、巻き付けである宿命か。
結構使用しているウチに位置がずれてくる(回ってくる)んですよ。
私の場合特に左、クラッチ側。
スロットル側は、手のひらで押さえられるスロットルアシスト(スロットルロッカー)を装着しているためか、そちらは回ることはないんですが、左側が問題。
クラッチを握るときに徐々に動くのか、巡航中に段々力がかかっているのか、いつのまにかヒーター部分が指の部分から手のひらの方に回ってしまっています。
その都度元に戻すのですが、このグリップヒーターは、簡単に回ってしまわないように裏面が滑り止め加工されているんですよ。
つうか意図的に回そうとしても、そう簡単に回らないのに何故気がつかないうちにまわってしまうのだろうかと・・・。
しかも回らないようにきつく縛ってると更に元に戻すのが大変。
巻き付け型の欠点はここに尽きると思います。
あっと、個人的な問題点もあります。
スイッチが使いにくい。
オフが真ん中という設定なので、グローブしている状態で、電圧保護のためにスイッチを切ろうとしてもなかなか上手く切れません。
これもなんとかしたいところです。 |