未だに垂れ流しの放射能。
牛から大量の放射性物質が検出されたと騒ぎになり、皆豚とか鶏、魚を買っているようです。
和牛の卸価格は暴落し、なんとなく今が買い時。
スーパーでの販売価格は変わらないので、卸から直接キロ単位で買って冷凍にしておきたい気分です。

しかし恐ろしいのは放射能。
牛がこれだけ汚染されたわけです。
当然豚も鶏も同程度汚染されている可能性があります。
膨大な汚染水を垂れ流してしまった海から採れる海産物の汚染は、陸上よりも高いことも予想されます。
しかし牛肉しか問題になっていません。
放射性物質の検査がなされていないから、という恐ろしい推測が出てきます。

「検査すると放射能が出て出荷できなくなるから計測するな!」

私も仕事上直接この台詞を何度も聞きました。
残念ながら日本の生産者の一部(極々一部かもしれませんが)は、この程度のレベルだったのです。
日頃言っていた「消費者の為に安全安心の製品作りを心がけている」っていうのは嘘でした(あくまでも一部ですが)。

呆れて物も言えません。

検査すべき産地の物は率先して検査する。
問題が起きたときは即座に流通を止め、その自治体が生産者や卸の保護含め対策をし、その保証を国に求める。
国はそれを統括して国家レベルの対策を講じ、産業そのものの保護をする。
これが当たり前だと思っていましたが、どいつもこいつも、やろうとしないこの現実。

「やってらんねーよ馬鹿野郎」

って感じでございます。

これでよく中国のことを笑えますね。
中国のコピー製品のニュースを見る度に、日本企業が堂々と作って販売していたハーレーのパチモンを思い出してしまうのですが、今後は中国の汚染食品のニュースを見ても同じ気分になるかと思うと、テレビなんて見たくなくなって地デジ化なんて尚更お断りです。
現実逃避といきましょう。

しかしいくら逃避しても、食品は放射能で汚染されたまま。
どこもかしこも汚染食品だらけ!
内部被爆する!
癌になる!
よくわからないけど恐ろしい!
パニック状態です。
無理もありません。
放射能は見えない臭わない味もしない。
何より恐ろしいのが

「これだけ浴びるとこうなってしまう」

という専門家の見解がバラバラで、一体どうなるのか、素人にはまったくわからない所、と言える でしょう。
そういう場合、比較的悪い方を基準に考えたい物です。
あの時はこう考えてたけど、結果的には思っていたよりもマシだった、ってのが理想であります。
というわけで、放射能汚染の危険性を訴えるブログ等を見てみました。

原発反対ですから悪い情報をベースにしているであろうし、その情報源をIRCPという国際的な 団体の見解を元にしているらしいので、それなりの信頼性があるかもしれません。

その内容は・・・

「年間20ミリシーベルト(20,000μSv/h)の被爆をすると、0.1%発癌率が増加す る

あんまり怖く感じませんね。
でも20ミリシーベルトの所に5年住むと、100ミリシーベルトの被爆になる、という主張もあります。
そうなると発癌率はどかんと上がります。

「5年で100ミリシーベルト被爆すると、発癌率が0.5%増加する」

・・・。
ちなみに・・・
タバコを吸うと、肺がん発癌率が2〜4.5倍、咽頭癌は2〜3倍、喉頭癌は32.5倍にな る・・・という見方が多い。

うむ・・・つまりあれだ。
放射能を論議する前に、まず・・・その口に咥えてる、放射能よりも遙かに危険な殺人スティックの火を消してくれと。
話はまずそれからだ。

※内部被爆は外部被爆より遙かに危険と言われ ていますが、どのくらい危険なのか、その意見もバラバラで面倒くさいので今回は割愛させていただきました。



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