俺の免許の点数と反則金を返しやがれ!!

免停直前だった私は安全運転。
高速でも110キロ以上は絶対出さず、後ろに車が来たら即減速。
安全運転を心がけておりました。
しかし混雑した東名高速道路を走行中、トラック隊列を110キロほどで追い越しをかけたのが運の尽き。
パトカーが見えたので80キロまで減速しましたが、追い越し車線を走行し続けたとパトカーに因縁を付けられた上、「通行帯禁止違反」とやらで切符を切られ、見事免停になってしまったのであります。
前回110キロ超で走行していたら「80キロ区間だ」と捕まったばかり。
「懲りてくださいよ」とヘラヘラ笑う腐れ警官にぶち切れ寸前。
こっちは迷惑にならないよう流れに沿って走って、混雑でトラックでぎゅーぎゅーの走行車線に無理矢理割りこめないから追い越し車線を走ってたってのに。
腐れ税金泥棒の点数稼ぎの餌食になったらどうしようもありません。
ちなみに知り合いは車間距離不保持で切符を切られています。
制限速度を守っても、遅い車を追い越せば通行帯義務違反、そのまま詰まって走れば車間距離不保持・・・。
一般市民を無理矢理検挙する口実は、いくらでも準備してあるという背筋が寒くなるような日本の現実…。

というわけで累積で6点の違反になってしまったわけですが、いよいよ講習のご案内がやってまいりました。
日程が不満だった私は事務局に電話をして変更をお願いしたのですが、その担当係官が妙なことを口走りました。

「教習所は駐車場が大変混み合いますので、車じゃなく公共の交通機関をご利用ください」

免停になった人間に言う台詞とはあまりにかけ離れた言葉に「アヽ、コノ人ハ麻薬デラリッテヰテ、キツト直ニ懲戒免職ヲ喰ラツテシマフノダワ」と直感。
彼の仕事納めの話し相手として、もう少し話を続けることにしました。
「バイクで行っちゃっていいんですかね?」
「ああ、バイクならいいですよ。駐輪場はありますので」
「え?」
「え?」
「・・・免停の講習ですよね?」
「いいえ、違反者講習ですよ」
「え?」

このヤク中(俺認定)係官の言い分を聞くと、こういう事のようです。

累積6点であっても、2点ほどの軽微な違反のみの累積による6点の場合、講習を受ければ免停が免除(免停の日数短縮ではなく、免停処罰そのものの消滅)され、尚かつ前歴も付かないまま違反点数リセット。
この講習は免停講習と違ってテストじゃないので、受けさえすれば100%リセット。
だからバイクを運転して来てもまったく問題有りません。

こりゃ相当ブリブリにキマってしまっているようであります。
そんな都合の良い話、世知辛い日本の警察がやるわけがありません。
「前歴が付かないので再び5点までは大丈夫ですが、6点累積したら今度は普通に免停」
「点数はリセットされるが、一年経過で点数が消えるのと同じなので、次の更新でゴールド免許にはならない」
「講習後3年経過すれば、またしても6点累積になっても免停にはならず講習だけで再度リセット」

なんか深夜の通販番組みたいになってきました。
もうわけがわかりません。
いいでしょう。
バイクで行ってさしあげましょう。
それで捕まったら反則切符を太陽にかざして咆吼を上げよう。
「てめーんとこの海苔ピーがバイクで来て良いって言ったから乗ったんだ!」
公務執行妨害の中国人があっさり釈放されるのであれば、生粋の日本人の私も許されるに違い有りません。

嘘か本当か、体を使って試すことにしてみました。

 

 

 

 

本当でした。


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