通販で得体の知れない食材を

通信販売。
どこぞの知ったかぶりの自称知識人が言いました。
実際に手にとって確かめられない買い物など云々・・・。
まあ確かにそうかもしれません。
実際に手にとってみないと、それがどんな商品かわからない。
だから利用しない。
それもまたよし。
しかし・・・。
手にとって見ずに買う快感もまた存在することは、我々通販好きの既に知るところであり、そして通販の魅力の中でもかなりのウェイトを占めていることもまた事実である。
インチキ臭い宣伝文句。
明らかにレタッチされたイカサマ画像。
だがそこには、浦安の作り物に肩を並べる胡散臭さが漂い、疑惑のファンタジーに我々を誘うのである。
商品到着のその瞬間までしか維持しない、つかの間のファンタジー。
物が溢れる現代日本だからできる、いや、物の大切さに背を向けるがごとき大量消費に対する罪の意識から、その目をそらすことによってのみ実現する、偽善の夢。
それこそが通販というギャンブルであり、通販依存症患者の隠されざる楽しみなのである!!!

なんて戯言はそのへんにして、本題にまいりましょうか。
ネットでうろちょろして、思わず衝動買いした品々。
その中でも、食品に限定してその成果を余さず御紹介!
無論当たり外れはあるのですが、まずい物を紹介したところで何にもなりませんので、まずくなかったもの(うまかった限定だと紹介する物が無くなる)を選別してお送りします(余さずとか言ってたくせに)。
地方特産品ならツーリング計画の足しにもなることうけあいです。

徳島名物(?)フィッシュカツ


フィッシュカツ。
魚のカツってことで、魚を使ったフライ、言ってみればフライドフィッシュ。
太刀魚のフライなんかは大変おいしいので、それ系統を期待してしまいますが、中身は練り物(かまぼこみたいなもん)。
はんぺんのフライみたいな感じですかね?
カレー粉がまぶしてあって、カレー風味の香りがしますが、カレーの味は強くありません。

このように面積はどーんとあります。

しかし、非常に薄い。
5ミリぐらいですか。
ちなみに紙に包まれていますが、かなり油ギッシュです。

マヨネーズや醤油、ソースで食べるらしいですが・・・。
個人的にはケチャップかなと。
つうか酒の肴ですな、こりゃ。
そう考えると、大きくてチビチビ食える割に、薄くて腹に溜まらない、なかなか良くできたつまみです。
私は飲まないのであれですけど。
徳島ではカツと言えばこのフィッシュカツの事を指すそうです。
これでソースカツ丼とかあるんですかね?

地獄の激辛ソース、その名もDEATHSAUCE!


激辛ブームは過去の物
程よい辛さがおいしさの秘訣。
でもスーパーで売っているホットソースってタバスコぐらいしか見ないんですよね。
というわけで通販で購入(買ったのはだいぶ前)。
その名もずばりデスソース。
小瓶四本セットでお買い得。
オリジナルデスソース、ハラペーニョデスソース、アフターデスソース、サドンデスソース・・・とかなりな名前です。
辛党の方々には既におなじみではないでしょうか?
何故か知りませんがスカルのキーホルダーまで付いてきます。
さてそのお味は・・・。
オリジナルデスソース、ハラペーニョデスソースはマイルドな辛さでなかなかおいしい。
タバスコのような使い方ができますが、タバスコとはまた違った風味が素敵です。
アフターデスソースはかなり辛い。
使い方を間違えると酷い目に遭いそうです。
しかし・・・問題なのはサドンデスソース。
辛い、桁違いに辛い。
指に付いたのをタオルで拭き取ったあとに指を嘗めてもピリピリ来る。
量が多い料理に数滴垂らすのならイイですが、本格的な辛党でない私一人暮らしで、一食にこいつを使うのは至難の業。
他人の料理にこっそり混入させるぐらいしか用途が浮かびません。
作り置きのオリジナルソースに数滴垂らすのが関の山でしょうか。
その間に賞味期限が尽きてしまいそうな予感・・・。

というわけで、お〜奥様方また来週♪


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