ハーレー乗りに大人気な半キャップは実は違法か!?
「違法か!?」なんて書くと、実は違法じゃなかった・・・なんて結論を期待してしまいますが、半キャップヘルメットの大部分が「125cc以下に限る」んだそうで、それに関しては違法の域に入ってしまうようです。
しかし例外的に「125cc以下用」ではない「自動二輪用」、つまりハーレーでもワルキューレでも14Rでも全く問題のない半キャップがあります。
その例外の一つが今回紹介するホンダビズビーであります。
一瞬ジェットヘルメットのようですが、このイヤーパットは簡単に外せるようになっている、正真正銘の半キャップ。
そのくせ大型バイクもOK!
「どうせヘルメットで検挙されることなんて無いんだから・・・」という意見もございますでしょう。
しかし万が一のことがあったとき、保○屋が支払いを渋る口実に利用される可能性はゼロではありません(ヘルメットの合法非合法だけで、保険の支払いが拒否された事例は存在しない模様ですが)。
例えば・・・。
バイクと車の事故の時、大抵バイクのライダーは救急車搬送で現場検証に立ち会えないことがほとんどで、それを悪用して車側の言い分だけで「バイクが一方的に悪い」内容の調書を作成させ、保険料を支払わない悪質な保○会社が実在します。
後になって気づいたライダーが足掻いても「もう終わったこと」にされて泣き寝入り・・・。
一部の話じゃありません。
よくある話なんです、ほんとの所。
いざ支払う事になっても、あれやこれやとブーブー言って、一生懸命値切る始末。
そのあれやこれやにヘルメットが含まれる・・・可能性は一応ありえます(ゼロに近い可能性ですけど)。
ちなみに事故を起こしたときは、仲間は勿論、普段世話になっている(ごひいきしている)ショップにも連絡しましょう。
法的な事や、交渉、対策のアドバイスは勿論、相手の保○屋の相手、弁護士の紹介や、面倒くさがって何もしない駄目交通課警官のために公安への陳情等々・・・色々やってくれる親切なショップが沢山あります。
そう、良いショップ選びというのは、メカニックの腕だけでなく、この手の交渉術にも長けているかどうかも重要なのかもしれません。
それと前述した、すぐに駆けつけてくれる仲間の存在も重要です。
何故かと言いますと・・・事故当事者のライダーがピンピンしていて、バイクも走れる状態なら全く問題はないのですが、そうでない場合。
救急車でライダーだけ運ばれ、バイクがぽつんと残されているような状態の時です。
事故った車両はその場に放置はできません。
警察が来ていますので、事故車両は必ず道からどかさなくてはなりません。
勿論道ばたなんかには置けません。
コンビニも置かせてくれません。
何故かって?
どかそうとしているのは、現場の警察官だからです。
違法駐車は例え事故といえども、公務員という性格上絶対に許してくれません。
警察官はすぐに車両の撤去を求めます。
恐ろしいことに、緊急搬入された治療中のライダーに対し、病院経由で電話をかけ、提携しているレッカー屋による運搬の同意を求めてきます(実際にあった話)。
「ちょっとまってください」は通用しません。
「今すぐどかさなくちゃ駄目!今すぐ!レッカーしますよ、承諾しますね?ね?」と、ヤクザな訪問販売員のごとく強引にレッカー移動をしてしまいます。
「バイク屋に連絡しますから」と言っても「バイク屋来れる?今すぐ来れる?今来れないんじゃ駄目だよ」と、ほとんど無理矢理レッカー屋によるレッカーを押しつけてきます。
(本人が意識のない状態だと、家族に了承を求めて来ることは説明するまでもない)。
そしてそれを承諾すると・・・わずか数キロ、私の知る最も至近距離で200メーター(嘘じゃなくて本当にあった話)であったとしても、そのわずかな距離で万単位の請求が来るという、とんでも恐ろしい事実が、怪我して傷ついたライダーを襲うのであります。
「レッカー屋め!ボリやがって!」
しかし、怪我したライダーが支払った代金の半分(もしくはそれ以上)は・・・交通安全なんちゃらという得体の知れぬ団体に支払われ・・・裏(略。
それどころか、レッカー屋の中には「このマフラー違法だよね?これじゃ車検通らないから廃車にするね」と言い出す悪質極まりないレッカー屋もまた存在します。
被害者が狼狽、もしくは意識朦朧であっても、返事次第で即廃車、ばらして・・・。
そんな罠に陥らないためには、事故ったら警察の次に、バイク屋と同時に仲間を呼べると非常に便利。
バイク屋から遠い場所だと「来るのが遅いからレッカーするよ」とされてしまうので、とりあえず現場に知り合い(仲間)を配置してバイクを確保しておく必要があるのです(無論普段使用しているバイク屋の顔が広く、近くのバイク屋にとりあえずピックアップしてもらう方法が一番確実であることも追記しておきます)。
代理人としてバイクを確保しておけば、自分が救急車で運ばれてしまってもむやみにレッカーできません。
「バイク屋がすぐ来ますから」と警官に伝え、近くのコンビニ、公園等の公共施設、スタンド等に一時避難させておきます。
こうすることで、法外なレッカー費用及び強引な廃車から身を守ることができると。
仲良しクラブのような、ハーレー雑誌等で「緩い」「おこちゃま」「コスプレ」等々散々叩かれているような組織であったとしても、広範囲に関係者がいるとこうゆう時に助かるわけです。
無論全国規模のグループでなくとも、各地に顔が利けばいいだけの話でもあります。 |