「きちんと整備すればショベルは壊れない」
はっきり言って眉唾で、あり得ない話・・・と思っていましたが、ここ1年2年ほど、全く壊れませんでした。
きちんと整備すれば、ショベルであっても壊れない時間が存在する模様です。
とは言っても全く問題がなかったわけじゃありません。
ポイントの部分の、コーンカバーでしたっけ。
あの内部のシールが駄目になってきたのか、ポイントがオイルで湿るようになり、キック始動が難しくなってきました。
そしてもう一つのトラブルとして、レギュレーターのコネクターが抜ける。
抜けてなかなか元のようにはまらない。
これは困った。
ハメることもできなくなったら文字通りお先真っ暗谷底目掛けまっしぐらってなもんですよ先生。
つうかなんか気持ち短くないでしょうか?
ちょっと引っ込んでしまっているのかもしれないので、ラジオプライヤーで引っ張ってみましょう。
うにゅうにゅ動くが出てくる気配無し。
引っ張り出すのは無理な模様。
引っかかりが甘いのかもしれないので、メス側をちょっと変形させてみる。
すこしだけ良くなった気がするが、あまりやると刺さらなくなりそう。
それにしてもむき出しの端子。
濡れたら全身びりびり来そうで(このあいだ、実際に雨の中走ったら指先がビリビリしたわけで、まあその時はきっとコイルの端子がむき出しだからと言う結論にしておいたんですが)
急な雨に備え、ちょっとだけグリスを塗っておきましょうか。
エンジンに直接さわる物なので、ハイテンプグリスを塗ってしまっていますが、本来ならコンタクトグリスですな。
このあとコングリに変更。
それにしてもあまりに簡単に抜けてしまう端子。
まるっきしやる気がありません。
何かで押さえておかないと抜けっちまいそうで心配。
とりあえずボロを挟んでみるの巻。
しかし上側の端子がこのように抜けてきてしまう。
つうかこの程度で接触不良になるなんて、絶対このエンジン側の端子短いよなぁ。
先端が潰してあるし、もしかしてレギュレーターつけたままの状態で抜き差しできるように短くしやがったのか!?
いっくら堅くても細くて短かきゃ何でも寂しい限りですよ先生。
興奮したところで伸び縮みする訳じゃございませんので、抜けないように押さえることを考えます。
ホームセンターで金属ステー等を買ってくることを考えたんですが、結局北川商会で売っていた専用部品を購入することに。
レギュレーターじゃなくて、エンジンマウントのボルトを使用します。
そのため、まずレギュレーターを外してエンジンマウントボルトを外して・・・と思ったよりも手間が・・・。
しかしさすがは専用部品。
押さえる角度といいバッチリです。
押さえるテンション自体は、レギュレーターマウントと金属ステーの間にドライバーを差し込んで、てこの原理で動かして変更できます。
出先のレギュレーターパンクでも、ちょいとボルトをゆるめるだけで抜き差しには問題なさそう。
よくできております。
元に戻して完成。
しかし、よく見ると本体から出ているケーブルとステーがモロに干渉している・・・。
このままでは皮膜がはがれてリークするのも時間の問題。
レギュレーター本体を180度回転させることに。
なんか進行方向に向かって配線を出すのは正直不安なんですが・・・。 |