四気筒ニ非ズハ…

 

世の中不思議な縁があるもんでして…。
「あー、Zって価値あるのねー。そんなに人気あるバイクだったのかー。損したなー。売るんじゃ無かったなー。あれと同じ仕様のバイクが売りに出たら間違いなく買うわー(地獄のミサワ風に)」
等と、事あることに吹いて廻っていたら…。

 

本当に出てきてしまいました。
丸ヘッドのLTD、ローダウン(俺の前の車両と違ってちゃんとしたローダウンサス)、ロングスイングアーム、フェンダーレス、薄シート。
売ったLTDとほぼ同じ仕様(俺のと違ってこのLTDのロンスイは純正加工)。
こんなマイナーな改造を施されたマイナーバイクが俺の所に売りに出た…。
買わないわけには行きません。
今現在、幸い仕事は順調なので余裕はあります。
更に最近、体も心もボロボロで、死という物を身近に感じるようになり「できる事は、できる時やっておかないと、死ぬとき後悔する」と言うことを何となく感じてますし…。
だけど何台も持ってても体は一つ…。
死ぬとき後悔しない為に、生きている間に後悔しろと言うんですかね。
RECOがほったらかし温泉なのに、更にZ増やしてどうするのか…。
なんて言いながら、結局乗れば「古い空冷4発楽しいわ〜(ミサワ風)」なんつって楽しんでおります。
っつーわけで、Zコーナー復活です。

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購入した時はこの状態。

低いハンドルというものが好きでは無く、とりあえず私のポジションから、物理的限界の高さのノーマルハンドルに交換しました。
隼みたいなバイクの上での土下座姿勢は5分と持たない体です。
昔レース用隼(当時は車検付いていた)で千葉県の茂原に自走したんですが、肩の筋肉パンパンになっちゃいまして…人生のツーリングで二番目に強烈な肉体的ダメージを受けてしまいました。
ちなみに一番はぎっくり腰。
セパ半バックステップの人って、骨格から筋肉の構造、もとい分子レベルで俺とは違うんでしょう…きっと。

というわけで今回もノーマルハンドルを取り付けます。
で、すりぬけし易いよう、今回もハンドルを切り詰めます。
前回は弓鋸でゴシゴシ切りましたが、今回はこれがある。

電動鋸、電鋸。
押しつけてボタンを押せば、あっという間に切断。文明の利器って素晴らしい。

クラッチケーブルも取り替え。
前の車両と違い、こっちはクラッチは普通の堅さなので、その辺はそのまま。

私の天敵バックステップを取り外します。
売っ払い。
イラネ。


カラーリングがサフェーサーのような灰色なのは良いとして(そのうち塗り替えます)、何故かエンブレムの上から塗ってある…。
剥離剤で…ってのも考えましたが、元々のペイントも剥がれること間違い無しなので新品に交換。


サイドも同じく。
あ〜…LTDのエンブレムが欲しいなぁ。

反射板が無かったので、にりんかんで購入。
無いと怖いんですけど、意外に付けない人多いですね。

走行に困る不具合もありました。
やたらふらつくので、スイングアームとかフロント周りの何処かが緩んでるのかと…。
しかしジャッキアップしてユサユサしてみても、特に緩んでいる気配は無い…。
バイク屋さんに持って行って見て貰ったら、ステムベアリングの段付きと判明。
早速交換して貰いました。

解決しましたが、それでも何となくふらつく…。
これは前のZでも感じたんですが、何か物凄く頼りない感覚。
X4とか最近のダイナはしっかりしています。

タンクキャップも渋すぎるので潤滑。

ブリーザーの取り回しに困ってしまった。
とりあえずここに。
もっと隠したかったのですが、フレームとインナーフェンダー、フェンダーの間にこいつを通す隙間が無くて…。
あるのかもしれませんけど見つかりませんでした。

続く…

 

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