キャブ調整を必死にして、どうにか一定期間プラグ交換せずに走れるところまで持って行ったんですが、アイドリングが非常に不安定でして、いきなり2000回転になったりストールしたりするんですよ。
仕方ないので、頻繁にアイドリング調整ノブを回していたんですが、突然指先からノブの感触が無くなってしまいまして…。
あわててバイクを止めて見てみると、ノブの、指で回す部分がすっぽり抜けていました。
常にスプリングで抜ける方向にテンションがかかっている上、頻繁に指で触っていたので抜けてしまった模様。
つうか差し込んであるだけかい…。
抜けないように外側に向けてテーパーにするとか、段を付けて外に抜けないようにするとかあっただろうに…。
困ったのは、まず間違いなくこのノブが再入手困難な代物であること。
探し出さなくてはならない。
探しましたよ、信号が変わる度に、感触が無くなった場所を中心に1時間ほど探し回りました。
しかも片側3車線。
そして遂に発見。
見つけたときの感動ったらあーた・・・。
困ったのは、そのまま刺してもまた抜けてしまうであろうこと。
スプリングがなければ抜けにくくなるでしょうが、それだとスロットルを開けている最中にガンガンまわってアイドリングが滅茶苦茶になってしまう。
とりあえず帰宅まではそれで騙し騙し帰って、対処は帰ってから考えることにします。
このように、本当にたださしこまれているだけのノブ。
一体どうすれば・・・。
そこで名案。
ちょうどシャフト穴ぎりぎりのワッシャーがあったので、こいつを差し込んでシャフト自体の段差でスプリングの力を受けることにしました。
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