四気筒ニ非ズハ…

クラッチが重い。
マスター変えて激重になった前のX4よりも重い。
ただ重いだけなら慣れれば済むだけの話なんですが、Zはワイヤーなので、ワイヤー切れるぞな。
っちゅうことで、PMCのイージークラッチキットを試してみました。
モリブデングリスを別途用意しておく必要があるそうです。

まずはクラッチケーブルの遊びを最大にして、レバーから外します。

シフトレバーとフットペグを外します。
フットペグはカバーを外すときに干渉してしまう恐れがあったので。

四本のボルトを抜いてカバーを外します。
ついでに卵形の小さいカバーの方も外しておきましょう。

カバーを外した所。
スラッジが固まりになってくっついていました。

パーツクリーナーで落とします。

プッシュロッドにもこんなに・・・。
このロッドは使いません。
イージークラッチキット付属の物とは長さが違っていて、流用はできなさそうです。

カバー側にクラッチリリースがくっついています。

ケーブル脱落防止ピンを抜いて、ケーブルをカバーから完全に外します。

卵形カバーを外した方で露出する、ストックのアジャスターについているロックナットを外します。
イージークラッチで流用するためです。
マイナスドライバーでレリーズボルトを抑えたまま回して外します。

まああとはPMCの説明書の通りです。


カバーに取り付ける際、内部突起がある方を上側に。
モリブデングリスもたっぷりと。

ベアリングベースも角度に注意。

先ほど外したアジャスターを装着。

クラッチのケーブルも交換。

PMCのロングタイプに。
マフラーに接触しそうな部分に、ガードのようなコイルが付いていてちょっと安心。

ケーブルを装着。

割ピンを刺す前に、ケーブルの頭の向きに注意。

斜めったままでもピンは刺さりますが、当然ケーブルに変な力がかかってトラブルの元に・・・。

あとは元に戻して(シャフトにもグリスアップしておきましょう)、説明書の通りアジャスターを調整。
ちゃんとクラッチが切れるか、ギアを入れて押してみて確認。
遊びを調整すれば完成。
結構クラッチが軽くなりました。

 

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