かぶりのもう一つの原因と思われることに、フロートレベルの異常が考えられます。
しかし、このキャブでフロートレベルを図るには専用のスペシャルツールが必要らしい。
底のマイナスのボルトを抜いて、そこに透明チューブを挿し、チューブを上にびよーんと持って行ってガソリン入れるとフロートレベルがわかるという…。
原始的な理屈ですが、専用工具とされている。
そんなもん買わなくても代用品でなんとかなんべぇ、透明チューブを差し込みゃーええべや?
ってんで、適当なチューブを無理矢理突っ込んで計測することにしました。
ところが・・・底のマイナスのボルトが激烈に堅い。
前のオーナーが馬鹿締めした模様。
こじってたらボルトの頭がごっそり欠けてしまいました。
なんとか緩めることに成功したのは四番の一つだけ。
まあ一つでもいいか。
四番のレベルを性格に計測、補正しておくことで、他はばらした時に四番にあわせて爪を曲げれば済む話。
とにかくボルトを外し、その穴にホースを差し込んでみます。
しかしホースのサイズが思ったよりも大きく、穴に入りません。
そこでギボシ端子の絶縁樹脂をアダプターに使い、ホースとネジ山の間に差し込む事で、なんとか計測が完了(ぽたぽた漏れながらナノで、おすすめできません)
結果、フロートレベルに問題はありませんでした。 |