というわけで、なんとか対処を考えます。
エアスクリューはもうこれ以上いじれない。
じゃあもういじれるところはニードルだけ。
早速ニードルを上げてみます。
このZのガスコックは先端がくるくる回るので、向きを変えてガスホースを外します。
これでキャブのトップカバーにアクセスできます。
カバーを外すとこんな感じ。
わからないのがこのボルト。
スライドバルブを引っ張るパーツの角度を微妙に調整する機構のようですが・・・。
スロットルを開けると、このように丸いスライドバルブを引っ張り上げてくれます。
真鍮製のバルブ(筒)の奥に真鍮製のネジが二本あるのが見えますでしょうか?
こいつがバルブ本体と、このスロットルのアームを接続しているネジです。
これを外すとバルブとアームが離れ、奥にあるニードルにアクセスできるようになります。
しかし問題なのは、車体前方側のネジ。
スロットルが閉じている状態だと、アームが干渉してネジにアクセスできないんですよ。
スロットルを半開きにした状態でホールドしておく必要があります。
が、この当時のスロットルはリターンスプリングが強くて半開きで固定なんて・・・。
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