さて、こんな状態ですが、とりあえずエンジンはかかって走りはします。
無論理想を言えば、完全にOHして乗りたいところですが、乗りながら自分のできるところからコツコツ直したいので、ちまちま試乗しながら不具合箇所を直していきます。
電装系が問題まみれのこのバイク、走行しはしても、時々失火して止まってしまう。
まあコンデンサー(ポイントなら)かコイルでしょう…ってんでコイル周りらしき箇所をばらしてみる。
このボックスがコイルのケース臭い。
ちなみにボルト留めなんですが、スペーサー代わりにそれぞれ20枚ぐらいワッシャーがかましてあって…ワッシャー物量作戦でポジション確保が許されるのは学生までですよ…。
ケースを開けるとこの通り。
思ったよりも綺麗です。
開けた瞬間ケーブルが切断された(どこにも繋がってない)謎の電気パーツが転げ落ちてきたけど見なかったことにします。
もう慣れました…。
コイルを固定しているのがプラスネジで、しかもこいつが固着していて大変。
PMCのリプレイスが(形状は違いましたが)綺麗に収まりました。
念のためコイルケースに至る配線をチェック。
なんかペンチでいい加減に切断したまま放置された配線とかあって、色々とエキサイティング。
なんかおかしい配線があったので、指でちょっと引っ張ってみると…
ずるっと…
なんかコイルに繋がる配線のようですが、ギボシで接続された箇所に「このまま」突っ込んであった…。
二股配線も使えんのか…このバイクを作った奴は…。
ちなみにこの配線がちょっと謎。
どこに繋がってるかもイマイチ不明な上、これをコイルの配線に割り込ませないと火が飛ばない。
本来のコイルのプラス配線が断線していて、それをジャンプさせているのだろうか…。
やっぱハーネスを全部交換しようか…。
PMCのリプレイスが楽ちんだろうけれども、既に魔改造が施された謎まみれの配線状態なので、年識別にきっちり作られたPMC配線がすんなりつくとも思えない…。
全部一本ずつ自分で配線しようかなぁ…その方が絶対確実だし綺麗だよね…。
それはゆくゆくやるとして、とりあえず今ある配線を綺麗に…。
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